物置きに住むということ・2nd season

チラシ裏を、ふたたび。

あなたのママチャリが、おそい理由。

いろんな話があるんだけど、長いから省略。
とにかくこれが言いたい。
 
「世の中のママチャリやシティ車のスピードは遅すぎる!!」
 
もっとラクに、スピードが出たり坂をラクに登れたりしたら
いいと思わんか?
言っとくけど、自己責任だからな。俺は言いたいことを言うけど
責任はとらないから。
大人なんだから、自分で判断しろな。
あとこどもはマネしちゃダメだよ。 おとなのはなしだからな。たのむよ。
 
次に俺は素人だ。毛も生えてないど素人だ。
あんま信用すんな。w 指摘も不要。
 
なんで遅いか。順番に言うから。
 
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1.タイヤ(チューブ)に空気が適正に入っていない
 
空気を適正に入れると、え?適正だよ適正。
タイヤに書いてるんだよ。適正空気圧。
面倒だったら自転車買ったとこに聞いて、どれぐらい入れるか聞く。
あと乗る前は指でタイヤ押してみて、減ってたら入れる。
ママチャリの空気入れなんてホムセンで980円だ。
 
それだけでもうあんた。見違えるように走るようになるんだよ。
あとタイヤも長持ち、パンクも減る。ほんとにパンク減るよ!
ちゃんと空気入れろ。な。
 
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2.サドルの位置が低い
 
自転車をこぐときのフォームを「ポジション」というらしいが、
ここでいちばん大切なのがサドルの高さ。みんな低すぎる。
低いと、ペダルを踏む力がよそへ逃げてしまう。
あと長くこいでるとひざとかも痛める可能性があるのだ。
 
ポジションの作り方はググる自転車屋に聞けよな。
けっこうサドル上がるはずだから。
このとき「サドルが上がりすぎて足がつきにくい」って
あると思うので、
 
気になるようだったら理想的な高さより下げて足がつくくらいに
してもいいと思う。
ちなみに俺らはサドルにケツが乗っかってるときは
両足なんて絶対つかないよ。それぐらい上がるんだよ。ポジション作ると。
 
あとサドルの下の鉄(アルミ?)パイプ、シートポストって言うけど
「ここまでしか上げちゃだめだよ」ってとこがあるから、
それには絶対従うこと。
男のひとだったらいっぱいまで上げてもいいポジションまではいかないことが
多いと思う。
 
で、ポジションできたら次に(ここポイント)
☆「ペダルは土踏まずじゃなく、足の親指のつけ根で踏む」☆
☆「ペダルは土踏まずじゃなく、足の親指のつけ根で踏む」☆
 
はい、大事なことなので2回言いましたw
親指の付け根って、足の裏の幅がいちばん広いとこね。
そして「がに股」「内また」じゃなくて、まっすぐ足、ひざを上下させて
ペダルを踏む。
そうそう、ペダルは「踏む」という感じでなく「うしろに送る」という感じ。
 
これで自転車さえよければ、絶対速くラクに自転車がこげるはず。
なんだけど、
 
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3.チェーンが油切れを起こしてる
 
チェーン見てください。茶色くなってませんか。
きゅるきゅる、音しませんか。
自転車屋さんで注油してもらうか、自転車用のチェーン専用オイル買いましょう。
CRC556はすぐ流れてしまうのでだめです。
 
また、チェーンオイルは塗りすぎると服にオイルが飛びますので
とても注意が必要です。自転車屋さんに任せてもいいかもね。
 
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4.リムが振れてる
 
自転車の前輪を持ち上げて、手でくるくるっと回してみよう。
そして、ホイールが回るとき、波打ってないか見てみよう。
後輪も同様に見てみよう。
 
よく後輪が波打ってる自転車を見るけど、
そんな自転車がまともに走るわけがないです。
自転車屋さんに見せましょう。素人では手が出せないとこです。
 
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これくらいかな。
あとはペダルのベアリングがとか、ホイールのハブのベアリングがとか
いろいろあると思う。
とにかく自転車屋さんで点検してもらって、おかしいとこはみんな治して
もらうといい。
 
でもよく街で見るのは、1と2の「空気を適正に」「ポジションと踏む位置」が
不適当なために遅い、しんどい自転車に乗ってるひと。
ひとも、自転車もかわいそうです。
 
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今日、夕方汗をかかないように、
シティ車をゆっくりこいでた。
ゆっくり走ってるのに、ママチャリの中学生に追いついてしまって
追い越したら中学生は全力で追ってきて「速いっすね~」って
褒めてくれたw (いいこたちなのだ)
ほんとゆっくりだよ?
 
でも全然速くないんだよ、あんたらの自転車が。。。
もうちょっとこうすれば速くなるのに、って言おうかなと思ったけどやめた。
それで今日これを書こうと思ったんだ。
 
しつこいけど、適正にサドル上げて、空気を適正に入れて、ちゃんとペダル踏むと
うそみたいに速く走れるから。
 
あと一年に一回は自転車屋で点検受けること!
点検整備料払ったらTSマークっていうシール貼ってくれる。
これに保険がついてるんだ。(詳しくは自転車屋さんで)
 
今自転車でおじいちゃんやおばあちゃんにぶつかって補償何千万円とか言ってるでしょ。
保険入ってないと困るよ?
ていうか、自転車自体と自分のライディングにこだわりを持ち出すと、
自然に安全への意識が出てくるから不思議。
保険に入ってるような人ほど、事故を起こさない。やさしいライディングができる。
 
自転車は言うことを聞いてくれるけど、それは自転車が正常な時だけ。
正常でない自転車を正常にして、理想的な状態で乗ると、
自分も楽だし自転車も喜んで壊れにくくなる。
まわりのひとも安全。いいことだらけだ。
 
とにかく安全を。あといい自転車屋さんを探そう☆
長文スマソ
 
追伸:あっ肝心なこと忘れてたw
 
自転車でいちばん大事な部分は「ブレーキ」です!!
ブレーキがなかったり、効きがあまいものは公道で乗っちゃダメです!
止まってればあんま事故しないでしょ。
とにかくブレーキにはこだわり持ってください。
 
・危険なところではスピード出さない。特に下り坂は危険がいっぱい!!
・危ないと思ったらまず「止まる」。
この二つを最後に申し上げまして、今日の締めくくりとさせていただきます。
グラッチェ。