物置きに住むということ・2nd season

チラシ裏を、ふたたび。

潜水士試験、受験記・2

(前回の続き)
 
さて本気で「徹底研究」に取り組むこととなった。
赤青鉛筆片手に、通し読みをする。
この一冊だけでいく、そんな気でいた。
 
「物理」「化学」「生物」、特に物理がいやだ。めんどう。
学生時代も物理が大嫌いで、放送大学に「難しすぎる」と
抗議の電話までしたことがある。
でもまあなんとか、そこはがんばって学習。
「物質はその体積と同じ体積の水の重さと同じ浮力を受ける」、これ必須。
そして「割合」の計算ができればいいんじゃないかということが
だんだんわかってきた。200:15=550:xとかそんな計算。
最低限それはできるようにならないと。
 
あとは化学、気体の性質。
窒素、酸素。二酸化炭素一酸化炭素、ヘリウムの性質。
いろいろある。
 
生物は書いてることを覚える。かんたんなことしか出ない。
医療関係にいるので、まあ生物とか救急措置とかはちょっとわかる。
あ、吸気と呼気の二酸化炭素の濃度、けっこう穴かもしれない。
 
理系3科目はそんなとこだった。まあがんばってみると。
そして「まるっきり」知らない、ダイビングの装備の件。
これはもう、覚えるしかない。
ほんとに知らないので、なかなかわからなかった。
ヘルメット式潜水なんて、、この世の中にそんなものがあるのかとw
あとマスク式、これちょっとポイントです。あとで言います。
そして、フーカーとスクーバ。
 
どの潜水方法でで圧力調整器(レギュレーター)を使うのか。
どの潜水方法が「デマンド式」または「定量送気式」なのか。
それは、送気潜水では「予備タンク」の容量計算式にもかかわってきます。
そして送気潜水で使う、それぞれの送気ホースの径の違い。
このへんが心に残ったところでした。
 
関係法令のところは、もうこれはひたすら覚えて、過去問をたくさん・・・
そうです。過去問をしなければ。
今読んでいる、「徹底研究」にもいい例題はあるのですが、
ちょっと過去問が少ない。
しょうがないです。一冊の本でそんな盛りだくさんにできません。
そこで過去問を物色しました。
 
これを買いました。
 
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3000円くらいで、ちょっと高いなと思いましたが、
実際に出た問題が何年ぶんか載っています。
これは買うべきで、買ってよかったと思います。
なぜか。
 
例えば、さっき言いました、「マスク式潜水」のことですか、
「徹底研究」では「全面マスク式」と「軽便マスク式」の区別が
はっきり示されていない(俺が読めてないだけかもw)ように思いました。
しかし過去問にはここを問う問題があり、ひっかかりました(笑
「軽便マスク式」は圧力調整器(レギュレーター)を使用しない、定量送気式。
「全面マスク式」は圧力調整器を使用する、応需(デマンド)送気式。
この辺の区別、ちょっとはっきりしないいけないと思いました。
 
先に過去問集に言及してしまいましたが、
ちょっと戻って、「徹底研究」はひととおり、流し読みし終えました。
ここまでで2週間かかりました。仕事の合間でしたのでよく読めたと思います。
何かで見ましたが、「覚えごと」は「何かの合間」がいいんだそうです。
あと一か月半残ってるので、
・一か月で「徹底研究」の要点をノートにまとめる。
・残り2週間で過去問をやる。
そういう組立てで、試験に挑もうと思ったのでした。
 
そんな間に、試験センターに書類の申請をして、近所に写真を撮りに行って、
郵便局で試験代を払って、書類を送り、
そして受験票(はがき)が届くのでありました。
受験番号は、「000*」(ひとケタ)です。
意外と受ける人が少ないのかもしれません。多くて40人くらいかな?と
思いました。その時は。(笑
 
つづく