物置きに住むということ・2nd season

チラシ裏を、ふたたび。

SBGR051 グランドセイコーの使用経験(1)

自分に、過分なものは買わないほうがいい、と、
「賢く生きる」な世の中では、一般的に言われてる。
その通り、「モノの奴隷になる」という言葉もある。
慎ましく、質素に生きる。それは素晴らしいこと。

しかし、(笑

例えばあの、天下の読売巨人軍には伝統があって、
「クルマは自分の稼ぎを考えず、まずいいものを買ってその分がんばる」
なんだそうだ。(某クルマ番組より)
そういう考えも大いに納得できる。
これだけのものを所有できるようになったのだから,さらなる向上をと、
それを見るたびに自分を鼓舞する。
本当に「いいもの」は、元気をくれる。そういう考え、大いにアリかと。

イメージ 1


・・・などという、言いわけ。

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前回記事にしたとおり、
これ、今まだクレジット引き落とし前。いわゆる「借り物」。
借り物を自分のもののように語るのは、ちょっと気が引けるけど、
今日はちょっと時間があるので、使用感なんかを書いてみます。
GS(グランドセイコー)機械式欲しい方にも参考にしていただくとうれしです。

いいよ~これ。はやくこっちにおいで~♪ウリウリ(* º∀)σ)∀`)プニ

1.装用感について
重さはたしか130gぐらいかと。クオーツなんかよりデータ的には重いと思います。
・・・思うんですが、
普通の時計ってブレス(バンド)をゆるゆるにすると、時計本体が手首の向こう側に
回っていってしまうでしょ?これがない。

ゆるーい調整でも、なぜか手首の手の甲側に吸い付いているように、
あっちに回っていかない。
重量バランスがいいのか、デザイン的にフィットさせてるのか。
なので重量感も全然感じない。不思議。
もちろんブレスの材質もすごくしっとりしていて、上質。
ブレス単体で値段、いくらするんだろう。 ちょっとこわい(笑)

ちなみに細かいサイズ調整は比較的、できない感じ。
もっと安価なもののほうが細かく(SARB035など)調整できるか?
または変わらない?と思うのですが、

「ゆるくても大丈夫よーん♪だからゆるくしてね(^_-)-☆」
という感じ、なのでしょうか。

2.日差について
4月から3か月使用で、ズバリ+0.5~1.5秒/日。
「ぶれない」ってこのこと。
平置きしようが装着しようが、何しようが+0.5~1.5秒。
さすがGS、ものづくり日本バンザイ\(^o^)/

1秒に8振動、1分で480振動。それが一日で何振動よ?
電気を使わない、メカニズムのみでこの精度は驚異と言っていいと思う。
以前所有してたロレックスに全く負けていない。

3.その他
・キラキラ感、ちょうどいい感じ。高級感はあるが、やり過ぎ感はない、と思う。
でも針やインデックス、やっぱりきれいです。見るのが楽しい。
一度映画館の暗がりで見たけど、ほんとうに暗くても(夜光無しなのに)見やすい。

・手巻き感 ゼンマイを手で巻くときの感じが、非常に「しっとり」。
カリカリカリ、でなく「ぐりぐるぐり」という感じ。
こんな感じ、ほかにない。これも味付けなのでしょうか。
しかも、いっぱいに巻けたときに巻いている感じがはっきり変化する。
ぐりぐるぐり、に「カサカサカサ」感が加わる。
りゅうずも大きくて、巻きやすい、操作しやすい。

・・・何です?手で巻くなって?ゼンマイが痛む?
えへへ(´,,・ω・,,`)
ついているものは使うのです。ごめんなさい。
こわれたら修理する、という勢いで・・・。

・裏スケ
裏ふたがサファイヤガラスで、メカが動いてるのが見えますが、
あんまり見ても、すいません何も思いません(笑
また例の、獅子のマークが透かし彫りらしいのですが、見ようとしたことがないので、
見たことがありません。 (見ろよ・・・

SBGR001という、これの前身モデルは裏が金属ふたのようで、
それも写真見たけどすてき。
金属バックに換えられるのかな?あ、高いなきっと。なんでもないです(;^_^A

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買って10日ぐらいは自分に過ぎたものを買ってしまった罪悪感もあり、←
また地味(?)な外見も相まって、なんでこんなものを、と
正直ちょびっと思いましたが、
使ってるとじわじわ、ああ、これは俺のものだ、やっぱりよかったと思うようになって、

思い切って保証書請求カードも記入、投かんして、
セイコー様からわたくしの名前入りの保証書が、
めでたく送られてきた次第でございます。

さて、4~5年に一度のオーバーホール、45000円ぐらいかかる。
クルマで言ったら車検みたいなもの。これが家計を圧迫して手放す、
なんてことがないように、以前から月2千円ずつ積み立てをしていて、

もうひとつのお宝、SBDX001とともに、末永く維持していけたらと思います。
これからもいろいろ、また気づいたことを記事にしていきます。
いろいろご異議もあるかと思いますが、あたたかい眼で見守っていただければ
幸いに存じます。