機械式時計（主に自動巻き）について、表題の件。
俺の知る限り、自動巻きの機械式は、50時間ぐらい放置すると
ゼンマイが切れてというかゆるんでというか、
とにかく止まってしまう。
なので、自動巻きをずっと動かしておこうとすると、
基本、日中はずっと腕に装着しておかなければいけない。
俺らが子供のころの日本はクオーツはまだなくって、
みんな自動巻きを使ってた。
金持ちは知らないが、普通の人はセイコー5なんかを大事に、
毎日使ってたと思う。ウチの親父もそうだった。
今はみんな豊かになって、自動巻きを数本持っていろひとが増えた。
複数持ってると工夫しても、止まる時計が出てくる。
止まってしまった時計は・・・どうすんの？って話。
なんか時計って、欲しくなったら買っちゃうので、
今自動巻きが4本ある。手巻きも1本。
動いてるのは3本。
ちなみに「ウォッチワインダー」は持っていない。
ワインダーについては後述する。
********
機械式時計は機械なので（あたりまえ～♪
「止めっぱなしはイケナイ」という主張をなさる方がいて、例えば
「自動車を3か月とか4か月とか止めっぱなしで調子がいいと思う？」とかおっしゃる。
たしかになあ。機械って動かしてないと例外なく調子悪くなるもんな。うん。
「中の機械油が固着する」とか言われる。うんうん。わかる。
で、腕につけてなくても自動巻きのゼンマイが巻ける機械がある。
これがワインダー。（わからない時はググる！ｗ
商品としてはいろいろあるけど、やはり「ほしいなー」と思うものは2万円を超える。
さて、「自動巻き時計はある程度は動かし続けなくてもいいんだ」という人もいる。
理由：「動かし続けると機械が消耗する」（歯車が減る）
「昔より機械油の質が上がって、固着しない」など。
「ある程度」ってどのくらい？・・・1～2か月くらいかな、と。
メーカーにも、時計の資格を持っている人もそういうんだと。へえ～。そうかそうか。
あと、「油の切れかけた、オーバーホールしたほうがいいような時計」は
強制的に動かし続けると機械が摩耗する、という記事も読んだ。
特に某R社なんかは油が切れかけても正確な時間をけっこう刻み続けたりするので、
遅れてオーバーホールに出すと交換部品が多くて修理代が高くつくと。
おお。くわばらくわばら。
ちなみに情報源はネットと少ない友人です。ｗ
どっちやねん！どっちも信憑性がある、ような気がする。
俺はメガネ職人なのでメガネのことはだいたい何でもわかるつもりだけど、
時計は素人だからおばちゃんようわからんわあ。という感じなのであった。
自分の現状としては、
・ワインダーは安物を買いたくないなあ。。。でもお金ないｗ
・・・オリエントから発売の2本用がいいなあ。買いたいけど買えない。。。
・できるだけ動かしたいとは思う。
・・・職場まで片道2キロ歩くが、両手に自動巻きで往復するとたぶん満タン巻ける。
・ただ、いったん止まると次に再度動かすときに・・・
・・・時刻合わせでリュウズを操作しないとなので、ネジが摩耗するのが嫌。
→時刻は合わせないで動かすのみ、で対応。
・それでも止まってるもの、どうしても手が出ないもの
・・・1か月に一回は動かす。止まったら放置。
ということでやっています。
結論としては、
これだけネットで情報を見ても、「これが絶対」というのがないので、
「ある程度時々動かせばオッケー」みたいなことじゃないかと思います。
そして機械油は冷たいよりあったかいほうがいいので、
いきなり振ったり、巻いたりして動かすのでなく、
動いてない状態で腕に装着、暖めながら自然にねじを巻く。
それがやさしいような気がしますな。
あと、オーバーホールの間隔ですが、
・新品は3年で
・あとは4年ごと
そんな意見が多いような気がします。
「クルマ」の話が出ましたが、
高額なクルマって部品も高価だし、メンテも高価。
俺らみたいな貧乏人が間違って中古のスーパーカーなんか買うと、
やれサイドミラーがひとつ17万円だとか、（伊F社
10個の室内灯を交換すると200万円とか（英B社
そういうことになって即手放すことを余儀なくされる。
時計も同じで、その3年とか4年で、
5～6万円のお金がかかる海外製R社や
国産S社でも実売4万円強の製品のオーバーホール代が1万7千円とか
けっこうなお金がかかる。
ほぼ使い捨てに等しい今流行のソーラーウォッチより愛着を持って使えるというのは
確かにいいことなんだけれども、
何本も何本も持ってると愛着どころではないと思うので、、
年明けに2本ほど処分しようと思うワタクシなのでありました。←結論。
こういう時計を持ってるやつはオッサンですｗ
トラッドウォッチってやつです。流行ったんだよ～。
左は30年ほど前に買った、セイコー「ザ・リーグ」。クオーツです。
ボロボロになっていてメッキとかも剥がれてたので、
某「T・T」社に出しまして再メッキ・リューズ交換していただき、
現在も動いています。
左はシチズン、「クラブラ・メール」。品番は・・・細かくて読めん（老眼ｗｗｗ
クラブラ・メールはちょっと高かったんですねー。
写真の時計は5年くらい前に中古屋さんで手に入れたものなんですが、
なんと手巻きです。
シチズンに一回聞いてみましたら、まだオーバーホールは可能なんだそうで、
料金は8千円くらいだったと思います。
たしか機械ごとポンと交換のようでした。けっこう時計の大きさよりも小さな機械だった
ように思います。ネットかなんかで見ました。
ぴかぴかですよー。誰かいりませんか～(・∀・)/
それじゃまた。（ほんまチラシ裏やなーｗ
